天体と占者と大樹の夢

昨日はうちの愛娘ことクーリオの誕生日でしたー。
帰ってきてメールチェックしたら皆さんからのプレゼントとかお祝いの言葉がいっぱいですごくうれしかったです！
背後の体調が良くて、シナリオ出発日じゃなかったら、全員お礼と言う名のギガンティア連れだし行ってました（笑顔
ちなみに今からぐーるぐると回ってきますよｂ
ハイ、昨日はちと背後グロッキーだったもので……。
しかも締切二本立て！
兄妹揃ってゴンドラ依頼当選しちゃったよこの子たち！
クーリオは自分から色々やっちゃうからプレもやること詰め込んで何とかなったけど、問題は兄だ。
ラリマー……お前はなぜそんなに動かない……！！
初稿なんて、２００字以下だったんだぜ……（涙
必至に書くネタ絞り出したよ。
グロッキーで頑張った俺！！
そんな状態だったので、色々ボケかましました。
クーはリップをブラウニーに変えるの忘れてたし、ラルは感情すこんと忘れてたし……。
同行のみなさまごめんなさい！！！



……ってすっかり昨日の懺悔になりましたが、昨日のクーリオの一日はwebで！！

　兄のラリマーと共に借りている家の寝室で目を覚ましたクーリオは、ベッドのすぐ傍にある窓を開けた。
　水路に面した部屋は、水面が反射する朝の光を精一杯取り込み、流れる水音が耳に心地よく響く。
　過去に起きた事件で体を壊したラリマーにとって、この都市は相性が良いようで大きな発作もなく平穏に日々を過ごしていた。
　ふとカレンダーを見たクーリオは、几帳面な文字で書かれた文字に頬を緩ませた。
　５月１９日。
　クーリオの１１回目の誕生日。
　朝に弱いラリマーに代わって、朝ごはんはクーリオが毎日作る。
　水を汲みに外に出ると、ドアの傍にプレゼントがあった。
　急いで水を汲んで、プレゼントを持って家に戻ると、バルカンのティアを起こし、お湯を沸かし始めた。
　その間に、クーリオはプレゼントを開けた。
　中には可愛いゴンドラの模型と、抱きしめるのにちょうどいいサイズの鳥のぬいぐるみがあった。
　差出人は、飄々としているようで優しくて楽しいお兄さんと、誰よりも大好きな恋人。
　二つのプレゼントを抱きしめ、クーリオはお湯を沸かしているティアに呟く。
「大好きな人たちにお祝いしてもらえるのって、幸せだね」
　ティアは軽く尻尾を振りそれに同意した。

　ラリマーに家を追い出されて町を歩いていると、知り合いからお祝いの言葉をたくさん貰った。
　ギガンティアにも連れて行って貰った。
　プレゼントにと、ぬいぐるみを貰った。
　貰ったアイテムと、ぬいぐるみを抱きかかえて家に帰ると、ラリマーがご馳走を用意して待っていた。
　クーリオの好きな物ばかり並ぶ食卓には、今年は二人しかいない。
　去年は家族五人そろっていたけど、今年は二人だけ。
　それでも、タンジェリンから場所とかかる時間を聞いていたのか、両親からのプレゼントと、タンジェリンからの手紙が届いていた。
　一流レストランにも負けない料理を食べながら、今日あったことをラリマーに報告する。
「クロエとルシリュさんにギガンティア連れて行って貰ったし、ユーリさんとフアナさんからぬいぐるみも貰ったのｖ」
「……そう……」
　静かなラリマーの微笑みに、クーリオも嬉しそうに笑う。
　星霊たちも交えてケーキを食べていると、不意にキリエが動いた。
　器用にドアを開けると、不思議に思ったクーリオが外に出た。
「何？」
「きゅ」
　こちらですよ。と誘うに鳴くと、クーリオは死角になっていた部分にプレゼントを見つけて歓声を上げた。
　中に戻って早速開けてみると、そこにあったのは銀の竪琴。
「お姉ちゃんからだ」
　早速引いてみると、優しい音が響く。
「……お礼……忘れないようにね……」
「うん！」
　たくさんの嬉しいを貰ったから。
　たくさんのありがとうを返そう。
　今日はもう遅いから、貰ったプレゼントと言葉を抱きしめて、また明日……－－